2012年11月14日
Sheet-to-Tiller Self Steering
さてさて、ヨットに乗らない人には何のことかさっぱり???? のお話しですが・・・
今年の佐伯ヨットレースが終わって別府に帰るときに、オリオン33の天開さんはシングルハンドでオートパイロットが使えずチューブで舵をとったけど、まっすぐに進まず大変だったと言ってました。
確かに、自分のヨットもゴムで舵を固定しても、すぐに違う方向を向いてしまいます。
(つまり、保進性が悪い
)
ロングキールやセミロングキール、そして横山先生の船ならティラーを握りらずに帆だけをあわせればまっすぐ進むと聞いたことがあります。
新たに船を買い替えることなど無理だけど、もし万が一航海中にオートパイロットが壊れてしまったときのためにバックアップを用意しておく必要があるかな~と、まえから思っておりました。
そこで考えられる方法がいくつかあります
1・Windvaneを買って取りつける
2・別のオートパイロットを買っておく
3・疾風さんが紹介していた Tiller Clunch を買う
4・その他の方法を考える
予算があれば1番のウインドベンを取り付けるだろうけど、そこまで長距離航海をする予定もないし、自分の船には高価すぎる
2番のオートパイロットも円高で安くなってきたけど、まだ結構なお値段がする
現実としては3番だけど、保進性ゼロの自分の船にどれだけ効力があるか?
ロープで両側からティラーを縛ったのと同じ効果なら高い買い物となってしまうのでは?
そこで、4番のその他の方法を考えてみましたが、良い考えが浮かばなかったので、ネットでさがしてみました。
そうしたら、あるじゃないですか。
その名も 「Self Steering Without A Windvane」ウインドベンなしでメインシートやジブシートに工夫をして保進する方法です。
しかも、オートパイロットと違いウインドベンのように風向に合わせて保進できるというのでやらない手はない
で、早速メインシートの方を試してみました。
ふ~ 珍しく前置きが長かった
用意するものは、全てストックしてあったディンギー用のシートやブロックたちなので、予算ゼロ
説明は「Self Steering Without A Windvane」を見てもらうことにして、とにかく写真を・・・






実際に試した日は風が弱く1~2ノットくらいで船がズルといったかんじでしたが、ティラーは10分くらいならずっと同じコンパスコースを引いてました。
つまり、成功
初めシートの長さの調整が要るけど、一度決まれば、しばらくは良いみたいです。
ただし今回は風が弱かったので、もっと強風になったらわかりませんが・・・?
しかも片方(今回は左舷側)はショックコードで舵につながっているので、シートと違い伸び縮みするため、その分舵をきることが出来ます。
でも、いくつか問題はありそうです。
①シートの調整が難しい
特に、タックをしてショックコード側が風上にくるともっと難しい
②風下に走るときは使えない
③緊急時に、すぐに装置をはずすことがむずかしい
解決策としては
①については、A Pearson Ariel Pageをまねして、ティラーにカムクリートを取りつければなんとかなるかも
②は、ジブシートに装置をつければよいみたい
③は、まだ考え中
さてさて、これでまたしばらくは遊べそうです
次は、ジブシートの方を試してみたいですね。

今年の佐伯ヨットレースが終わって別府に帰るときに、オリオン33の天開さんはシングルハンドでオートパイロットが使えずチューブで舵をとったけど、まっすぐに進まず大変だったと言ってました。
確かに、自分のヨットもゴムで舵を固定しても、すぐに違う方向を向いてしまいます。
(つまり、保進性が悪い

ロングキールやセミロングキール、そして横山先生の船ならティラーを握りらずに帆だけをあわせればまっすぐ進むと聞いたことがあります。
新たに船を買い替えることなど無理だけど、もし万が一航海中にオートパイロットが壊れてしまったときのためにバックアップを用意しておく必要があるかな~と、まえから思っておりました。
そこで考えられる方法がいくつかあります

1・Windvaneを買って取りつける
2・別のオートパイロットを買っておく
3・疾風さんが紹介していた Tiller Clunch を買う
4・その他の方法を考える
予算があれば1番のウインドベンを取り付けるだろうけど、そこまで長距離航海をする予定もないし、自分の船には高価すぎる
2番のオートパイロットも円高で安くなってきたけど、まだ結構なお値段がする
現実としては3番だけど、保進性ゼロの自分の船にどれだけ効力があるか?
ロープで両側からティラーを縛ったのと同じ効果なら高い買い物となってしまうのでは?
そこで、4番のその他の方法を考えてみましたが、良い考えが浮かばなかったので、ネットでさがしてみました。
そうしたら、あるじゃないですか。
その名も 「Self Steering Without A Windvane」ウインドベンなしでメインシートやジブシートに工夫をして保進する方法です。
しかも、オートパイロットと違いウインドベンのように風向に合わせて保進できるというのでやらない手はない

で、早速メインシートの方を試してみました。
ふ~ 珍しく前置きが長かった

用意するものは、全てストックしてあったディンギー用のシートやブロックたちなので、予算ゼロ
説明は「Self Steering Without A Windvane」を見てもらうことにして、とにかく写真を・・・
実際に試した日は風が弱く1~2ノットくらいで船がズルといったかんじでしたが、ティラーは10分くらいならずっと同じコンパスコースを引いてました。
つまり、成功

初めシートの長さの調整が要るけど、一度決まれば、しばらくは良いみたいです。
ただし今回は風が弱かったので、もっと強風になったらわかりませんが・・・?
しかも片方(今回は左舷側)はショックコードで舵につながっているので、シートと違い伸び縮みするため、その分舵をきることが出来ます。
でも、いくつか問題はありそうです。
①シートの調整が難しい
特に、タックをしてショックコード側が風上にくるともっと難しい
②風下に走るときは使えない
③緊急時に、すぐに装置をはずすことがむずかしい
解決策としては
①については、A Pearson Ariel Pageをまねして、ティラーにカムクリートを取りつければなんとかなるかも
②は、ジブシートに装置をつければよいみたい
③は、まだ考え中

さてさて、これでまたしばらくは遊べそうです

次は、ジブシートの方を試してみたいですね。
Posted by viento33 at 11:58│Comments(2)
│ヨット
この記事へのコメント
いいなあ、おもしろい情報ありがとう。
シートの調整に慣れが必要ですね。
シートの調整に慣れが必要ですね。
Posted by 疾風 at 2012年11月14日 23:15
疾風さん
たしかにシートの調整がむずかしいけど、ティラーにカムクリートを取り付ければ、簡単になるかも?と、思ってます。
それと疾風さんが紹介していたTiller Clunch も、いずれは取り付けてみるつもりです。
たしかにシートの調整がむずかしいけど、ティラーにカムクリートを取り付ければ、簡単になるかも?と、思ってます。
それと疾風さんが紹介していたTiller Clunch も、いずれは取り付けてみるつもりです。
Posted by viento33
at 2012年11月15日 07:57
